
トリリンガル育児でよくある5つの悩みと、我が家のゆる対策
「ママ、これ英語で言った方が早いんだけどいい?」
「その単語、日本語でなんて言うか分からない…」
こんなセリフに、ドキッとしたことありませんか?
我が家は、英語・日本語・スペイン語が飛び交うトリリンガル家庭。
でも、3言語で育てていると「すごいですね!」と言われる反面、実は悩みもモヤモヤもたっぷりです。
今回は、そんなトリリンガル育児の「あるあるな悩み」と、我が家なりのゆる〜い対策を5つご紹介します✋
完璧じゃないけど、「それでもなんとかやってます」というリアルが誰かの参考になれば嬉しいです。
① 言語がごちゃ混ぜ!「コードミックス」に戸惑う
「ママ、I like りんご!」
このように、複数の言語が1つの文に混ざるのは、トリリンガル育児あるあるです。
でもこれ、間違いじゃありません。むしろ“成長の過程”です。
語彙のストックがまだ発展途上な子どもにとって、言語を混ぜるのは自然なこと。
✔ 我が家の対策は…
・無理に訂正せず、自然に言い直して返す
→「I like りんご!」→「りんごが好きなんだね」
・場面ごとの定型フレーズを繰り返す(例:「夕飯だよ!」→「Dinner time!」「¡A comer!」)
② 「その言語、話したくない…」が始まったら
特定の言語を拒否されると、親はちょっとショックですよね。
我が家でも「スペイン語めんどくさいから、パパとは話さない」といった日が続いたことがあります。
これは、自信のなさや環境によるものがほとんど。
無理に押しつけると、逆効果になることも。
✔ 我が家の対策は…
・“楽しい時間”とその言語をセットにする(日本語のアニメタイム、スペイン語でおやつトーク)
・親が一貫してその言語で話し続ける(スルーされても気にしない!笑)
・親戚・友人とのFaceTimeや行事など、“使わざるを得ない環境”をつくる
③ 語彙力に差がついてしまう
学校は英語とスペイン語、友達とは英語。
気づけば、日本語が「幼児語レベル」にとどまってる…?
3言語の語彙バランスは、ほっておくとどんどん偏っていきます。
✔ 我が家の対策は…
・子どもが好きなテーマ(宇宙、昆虫、スイーツなど)を各言語で取り上げて語彙を増やす
・絵本や動画を日本語・スペイン語でも楽しむ
・「これ日本語でなんて言う?」と一緒に考える時間を設ける
④ 親がサポートしきれない
トリリンガル育児って、正直…疲れます(笑)
親が全言語を完璧に使えるわけじゃないし、時間もリソースも足りません。
✔ 我が家の対策は…
・「全部完璧にしようとしない」と割り切る
・自分が話せる言語でできることを精一杯やる
・動画・絵本・アプリなど、“ゆる助っ人ツール”を活用
・夫婦で言語の役割分担(我が家はママ=日本語、パパ=スペイン語)
⑤ 年齢が上がると、言語の難しさもアップ
幼児期の会話はスムーズでも、小学校以降は難易度がアップ。
抽象語・感情・学習用語など、どの言語も“深さ”が求められます。
✔ 我が家の対策は…
・読み物を少しずつステップアップ(絵本→まんが)将来は小説までいきたいけど、どうだろう。
・感想や気持ちを“あえて日本語・スペイン語で言わせてみる”習慣
・雑談の中でちょっと難しめの単語も混ぜる
🌱最後に
我が家も、まだまだ模索中です。
でも「バランスが崩れても、また整えていけばいい」と思うようにしています。
将来子供が自ら言語を学びたい!って意欲が出れば今以上に学ぶでしょうしね😊
トリリンガル育児は、山あり谷あり。でも、言葉が“家族の色”になるって、なんだかちょっと素敵じゃないですか?😊
同じように悩んでいる方がいたら、「うちもそうです!」と共感していただけたら嬉しいです。
今後も、トリリンガル育児のリアルや工夫をゆるっと発信していきますので、よければコメントお待ちしています♪