
バイリンガル、マルチリンガル育児の本や体験談を読むと、未就学児はママの言語に強くなる、という方が多いです。
多分この場合、ママが専業主婦、または子供と過ごす時間が多い、という理由からだと思うんです。
うちの場合、私は子供が生まれる前からフルタイムで働いていて、生後7-8週間で仕事に復帰しています。なので、普段の日は子供と過ごした時間は多分マックス3時間だと思います。
一方夫は、息子たちが保育園に行っていたころはメキシコの保育園に送り迎えをしていたので、その間も一緒。私より勤務時間が短かったので、私が帰ってくるまで息子たちと一緒。
長男が1年生頃から専業主夫になったので、圧倒的に夫のほうが子供たちと過ごした時間は長かったです。
ですが、息子はそれでも日本語力が結構ついたので、私の結論
*会話の「量」だけではなく「質」も重要
- ただ親が話しかけるだけではなく、子どもが積極的にその言語を話す機会があるかどうかも影響する。
- 夫は結構無口なほうなので、多分過ごした時間は私より多かったかもしれないけど、話しかける量が少なく、多分良質な会話がなかった。
* メディアの活用
- 圧倒的にうちの環境だと日本語に触れる機会が一番少ないので、車で聞く音楽、見るDVDは日本語のものにしていた。
- 家でもテレビを見せる場合は日本語のものにしていた。
*子どもがどの言語を「必要」と感じるか
- 息子達は日本に住む私の家族と仲が良く、日本語しか話せない彼らと絶対に話したい、というモチベーションがあったので、日本語を話すことを必要と感じていた(今でも必要と思っています)。